映画「線は僕を描く」から水墨画と陶芸に通じるものは

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映画「線は僕を描く」のかんたんなあらすじ

映画「線は僕を描く」を見てみました。

いい映画でしたね。
水墨画を通じて人の成長を描いた作品といった感じでしょうか。

簡単なあらすじです。

主人公の霜介は、水墨画の展覧会の設営バイトで、とある作品を見ます。
そこで、目に留まる一つの花の作品の前で涙します。

それを見ていた水墨画の大家、湖山は霜介に弟子入りを勧めます。

当初は断っていた霜介ですが、次第に水墨画の魅力に目覚め、湖山の生徒からスタートします。
霜介は湖山の孫の千瑛とともに、水墨画の修練に励みます。

つらい過去のあった霜介ですが、たくさんの人たちとの出会いの中で、少しづつ自分を取り戻していきます。

あらすじここまで。

映画のストーリーとしては、見てても気持ちのいい位のテンポ感で、役者陣も良かったですねえ。
江口洋介さんも兄弟子?っぽく出ていて、ほとんど描かないので、何者と思ってたんですが、実は…。

さて、そんな素敵な映画でしたが、このブログでは、水墨画と陶芸を照らし合わせて書いていきます。

水墨画の四君子とは。陶芸だと何なのか。

映画でも出てきますが、水墨画の題材で「四君子」というのがあるそうです。

これは中国の伝統的な花を主題とした水墨画の中で、特に重要な位置を占める四つの植物を指すそうです。

花の種類は
梅、蘭、菊、竹。
この四つ。

映画ではまずこれらを描くことで、水墨画の技術を習得していく。そんな感じになっています。

陶芸で言えばなんでしょうね。

まず造形で、ぱっと四つ思い浮かぶのは、
湯のみ、茶碗、袋もの、蓋もの。

そんな感じでしょうか。
湯のみ、茶碗は造形の基本中の基本。
また、袋ものや蓋ものはある程度の腕が上がらないと、なかなか良いものは作れないですね。

釉薬で言えば…。
種類が多すぎて四つに絞りこむのは難しいですね。

しいて言えば、
織部
青磁
白化粧
んーん。

まあ、ここら辺は後で直接生徒さんたちに伝えましょう。

水墨画と陶芸。2つの異なるアートだが。

水墨画は墨と筆、そして白い紙だけを使って表現される日本の伝統的な絵画の形式です。

一方、陶芸は粘土を手や道具で形成し、焼くことで作られる工芸美術品。

この二つのアートは、一見異なるように感じられるかもしれませんが、何点かの共通点が存在します。

映画を見ていると、水墨画は感情や想いを、筆の動きひとつひとつに乗せて描いていきます。

陶芸も同様に、作家の手の動きや圧力がそのまま作品に反映され、粘土に触れることで感情が形になって現れます。

また、水墨画や陶芸は、古くから伝わる伝統的な技法と新しい技術が融合されて作品を作っていきます。

伝統的な作品を中心に作っている作家も多いですが、過去の技法にあたらしい何かを加えることで、オリジナリティを出す作家も多いですね。

両者の表現には、その背後にある心の動きや表現方法など、共通点が多いです。

アートは形や手法に縛られるものではなく、それを超えたところに真髄(しんずい)があるのかもしれません。

水墨画と陶芸、アートの中の情熱と伝統

日本の伝統芸術の中で、水墨画と陶芸は、それぞれ独自の美しさと奥深さを持つ表現形式として長く愛されてきました。

これらのアートは、単に技巧や技法に留まらず、製作者の情熱や魂、そして日本の文化や歴史を反映しています。

水墨画は、その名の通り水と墨を用いて描かれるアートです。
しかし、それだけでは語り尽くせない奥深さを持っています。

紙一面に情熱を注ぎ込み、墨の濃淡、筆の動き、そして心の中の景色を紙の上に映し出します。

一筆一筆に、アーティストの心情や想いが込められ、その結果として生まれる作品は、強いメッセージや感情を伝えています。

一方、陶芸は土を形にし、火で焼き固めるという過程を経て完成します。

陶芸家は、自らの手で形を作り上げることで、物質としての土の持つ可能性を最大限に引き出します。

そして、その作品は使用する人々の生活の中で、新たな価値や意味を持つことがあります。

陶芸品が持つ温もりや質感は、作家の情熱や愛情、そして技術の結晶とも言えるでしょう。

これら二つのアートは、異なる方法で表現されますが、作り手の情熱や伝統を大切にしながら、新しい価値や意味を生み出す点で共通しています。

そして、それぞれのアートが持つ歴史や背景、技法などを学ぶことで、より深く、その美しさや価値を理解することができるでしょう。

線と造形と色、水墨画の奥深さと陶芸の温もり

日本の伝統文化は、そのシンプルな表現に隠された奥深さで知られています。

中でも水墨画と陶芸は、それぞれ「線」と「造形と色」を主軸としたアートとして、数世代にわたって愛され続けています。

水墨画は「線」の芸術とも称されるでしょう。
墨一つで生み出される様々な線の太さや流れは、画家の心情や景色の描写を深く感じさせるものです。

水墨画では、繰り返しますが、墨の濃淡や筆の筆圧、速さによって異なる表情を持つ線を描き出すことができます。

それによって風や水の動き、生物の息吹、さらには季節の移り変わりまでをも表現することができるでしょう。

シンプルであるが故の奥深さが、このアートの最大の魅力と言えるのではないでしょうか。

一方、陶芸は「造形と色」の芸術として捉えられることが多いでしょう。

特に色については、土の色合い、釉薬による変化、さらには焼き加減によって生まれる微妙な色の違いが、陶芸品一つ一つに独特の温もりをもたらします。

作家が手を加えることで生まれる土の造形は、その色彩と相まって、私たちの心を温め、感動する作品を作れる時があります。

それはまるで、大地の色と炎の熱が交わって生まれる一瞬のアートのようにも見えます。

水墨画の「線」と陶芸の「造形と色」は、それぞれのアートの中で不可欠な要素として存在しています。

そして、これらを通じて、日本の伝統文化の深さや豊かさを感じ取ることができるでしょう。

線と造形と色、これらの要素が織りなす日本の伝統アートは、今もなお、私たちの心に新しい風景を描き続けているのではないでしょうか。

 

映画「線は僕を描く」から水墨画と陶芸に通じるものはのまとめ

映画「線は僕を描く」を見て、水墨画と陶芸の通じるものを列挙してみました。

同じアートとして、それぞれの技法は違えど、作品の先にある何かは共通点があります。

紙と墨。
土と炎。

これらの織りなすアートは、これからも多くの人々の心に、感動という息吹を感じさせてくれるでしょう。

最後に師匠の湖山が弟子の千瑛に贈った言葉で締めくくりましょう。

「ついに自分の線を見つけたな」

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織部釉の酸化膜をクエン酸で取る方法

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織部焼は酸化焼成で焼くのが基本だが…。

さて、今回のテーマは表題の通り「織部釉の酸化膜をクエン酸で取る方法」です。

織部釉と言えば、真緑のきれいな器を想像しますね。
陶芸を始めると、だいたい最初の頃に掛ける釉薬の代表選手が織部です。

理由は酸化焼成に適しているから。

焼成方法はいろいろあるのですが、陶芸を始めた当初は酸化焼成で焼くことが多いものです。

酸化焼成は電気窯でも簡単にできるので、酸化で焼くのが最初のステップになるわけです。

で、この酸化焼成に適した釉薬が織部や黄瀬戸などが上げられます。

裏を返せば、織部や黄瀬戸は還元焼成では焼けないってのが、定説だったんですね。

しかし、今はいい釉薬がたくさん出ていて、還元でも織部が焼けたりします。

還元での織部は変化に富んで、いい具合に色合いが剥げて、味のある器に仕上がります。

酸化で焼く織部も通常の酸化焼成で一直線ではなく、途中で、ちょっと還元にふったり酸化に戻したりする、いわゆる酔っ払った状態で焼くと味が出たりします。

通常の織部を還元で焼くと、辰砂釉のように紅色に変化するので、酔っ払いをやり過ぎると、紅く出ちゃうんですね。

まあ、辰砂色の織部もきれいっちゃきれいなのですが、当人は緑色を期待して焼くわけですから、イマイチって事になってしまいます。

織部釉は酸化膜がはってしまう

さて、この織部ですが、酸化で焼いても還元で焼いても、焼き上がりの釉薬の表面に膜がはってしまいます。
これを酸化膜って言います。

この膜があるとなんとも色合いがくすんで見えて、織部のきれいな緑が出ないんですね。

なので、この酸化膜を取りたいと。

そこで登場するのが、酸を使って取る方法です。

織部釉の酸化膜を取る方法

織部の酸化膜を取る方法はいくつかあります。
以下にいくつか記しましょう。

・とち渋と言われる、クヌギの実のヘタの部分を集めて水に浸した液体に付ける方法。

これは昔からの技法ですね。
欠点は液体が黒っぽくなるので、器の表面の貫入の所に、この液体が入って黒っぽい筋ができてしまうところ。

まあ、これは古ぼけた感じを出すのにはいい方法なので、あえてこの方法で膜取りする方もいます。

器を水に浸けてから、とち渋に浸けると、適度な色合いで古ぼけますね。

この辺は好みの問題です。

・希塩酸で取る方法。

薬局で売っている塩酸を薄めたものに、器を浸して取る方法です。
これは購入するのに身分証がないと買えないです。
余った塩酸の処理も面倒なので、陶芸作家など、大量、専門的に織部の器を作っている方は、この方法が主流ですね。
言ってみればコスト的に合うってことです。

ただ、そんなにたくさん織部焼かないよとか、塩酸を使いたくないって方には、次の方法が最適です。

・クエン酸を使って取る。

ちょこっと織部の作品の酸化膜を取るのなら、今のところ、これが一番でしょう。

クエン酸は100均でも手に入るし、安全に使えるものなので、おすすめです。

以下、使い方です。
45度位のお湯に4%のクエン酸溶液を作ります。(この辺は、さじ加減で適量に)

ええーっ。溶液って何?ってな方も多いと思います。

お湯にクエン酸を溶かします。
量は水1リットルにクエン酸40グラム位。

3リットルだと120グラムですね。
なんか理科の実験のような感じですが。

ここで、例えば、クエン酸が手元に50グラムあると。
水はどの位あればいいの?

さあさあ、これは算数(数学かな)の問題になっちゃいましたね。

今時の大人は方程式なんかで計算しません(方程式使ってよ 笑)。
そう、ChatGPT君に聞いちゃいましょう。

生成AIのChatGPT君に聞いてみる

生成AIで有名なChatGPT君は、数学系の問題を解くのは苦手です。

そう、AIってのは、得意不得意があるんですね。
ChatGPT君の得意なのは、文章生成や要約とか、文字を絡めた何かをするのは大得意です。

一方、計算問題は結構苦手な部類に入ります。

しかし、そんなChatGPT君にも計算や数学の問題を解かせたい方たちは大勢いるもんです。

そこで考えられた方法を紹介します。

話の種にお付き合いください。

まず、チャット君に計算問題を解かせるには、例題を教えてあげます。

以下のように、プロンプトを打ちます。
(プロンプトと言うのは、ChatGPT君に入力する文言のこと)

******ここから

あなたは数学の専門家です。

私はクエン酸で水溶液を作りたいです。
クエン酸40グラムで水1リットルが必要。
クエン酸120グラムで水3リットルが必要。

上記を参考にして、下記の問題を答えてください。

###

クエン酸が50グラムあります。水何リットル必要ですか?

*****ここまで。

するとChatGPT君は一瞬で答えてくれます。

(※ちなみに、これらを聞くのは本家のサイトのブラウザ版で聞いた方がいいです。
bingや、スマホアプリで聞くと、ダダをこねて答えてくれないことがあります。
人間ぽいですねえ)

すごいでしょ。
そんな数値なんか適当でいいじゃんとお考えの方も多いかと思います。

でも子供に宿題を聞かれたり、仕事で必要な計算だったり。
いろんな事で応用がきくので、ぜひ参考にしてください。

続きで酸化膜をクエン酸で取る方法

さて、そんなこんなで作ったクエン酸の水溶液に器を浸します。

時間は上記の45度位のお湯でやったら、5分位ですかね。
器の表面をスポンジでかるくこすってみてください。
スポンジに膜の汚れが取れてきます。

あとはきれいにスポンジでこすって、水で洗ってみて、様子見て、再度浸けたり、そのまま天日に干したり、お好みでやってみてください。

きれいな織部の緑が現れますよ。

光沢感のある織部は最高ですね。
ぜひみなさんも織部の良さを楽しんでください。

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陶芸体験で電動ロクロは使えるのか

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今回のテーマは「陶芸体験で電動ロクロは使えるのか」です。
早速いってみましょう。

陶芸体験と言ってもいろいろ種類がある

一口に陶芸体験と言っても、その種類はいろいろあります。

手回しロクロでやる所。
たたらを使ってやる所。
電動ロクロでやる所。

いろいろですね。

ウチでは陶芸体験は電動ロクロを使ってやります。
これはお子様からお年寄りまで、年齢、経験を問わず電動ロクロを使います。

手びねりでの陶芸体験もそれなりに味があっていいのですが、ウチは電動ロクロ専門の教室なので、ロクロ以外の作業は少ない方ですね。

もちろん、本人が手びねりやりたいとか、たたらで作りたいと言ってもらえれば、そのように教えます。

陶芸体験の場合は準備があるので、手びねりやたたらで作りたい方は前もって連絡頂いてます。
でないと、当日いきなり、たたらでと言われても準備が大変になってしまいますから。

メンバーの方だといろいろですね。
基本は電動ロクロですが、日によっての気分転換でたたらで作る方も多いです。
大物のお皿なんかは、たたらで作った方が正確に早く作れますから。

陶芸体験の子供の吸収力はすごい

さて、そんな電動ロクロですが、陶芸体験などでも結構お子さんが器用に使いこなします。

やはり子供の吸収力ってのはすごいですね。

中年以降の大人の方だと大抵1回じゃ手順を覚えられないです。
ところが子供さんは違う。

ほぼ1回で全手順を習得します。
これは教えててもすごいなあと感じるところですね。

なんでも覚えるのは若い方がいい。
つくづく感じています。

とは言え、じゃあ幼児から電動ロクロを使えるのか、と言われると何とも言えないところもあります。

そうですねえ。陶芸体験なら幼稚園の年中か年長以上でしょうか。

陶芸のメンバーとして定期的にやるのなら、小学3生位からでいいと思います。

陶芸体験で数回やる位なら、かなり小さなお子さんでも可能ですが、定期メンバーとなるとやることが多くなります。

他のメンバーさんとの交流もあります。
片付けもあります。

そういった諸々の事を考えると、メンバーとして陶芸をやる場合は、小学3年生以上がちょうどよいと思います。

ちなみに、小さい頃に覚えた技術は年を取っても記憶にあるので、年齢がいってからの習得も早いですね。

例えば、自転車を小さい時に乗ってた人は大人になっても乗れますよね。
で、そこから競技自転車にいく人もいるでしょう。

陶芸も然りで、小さい時に陶芸をやって、大人になってから再度やりたいとなった時に、習得のスピードが全然違う訳です。

陶芸のロクロの動きや土の感触などを身体が覚えているんですね。
見事なものです。

 

陶芸を小さい頃から始めて、芸術の感性を磨く

陶芸というと職人的に思われる方もいるかと思いますが、実は芸術・アートの一分野です。

これは他の記事でも書いていますが、
芸術系の大学や専門学校に行けば、陶芸は結構人気のある学科で、希望しても入れなかったりするんですね。

特に大学の陶芸科は成績順に志望科目を決めるので、なかなか入りづらかったりします。
その位、人気学科なんです。

その陶芸を小さい時から習う事で、芸術的な感性が磨かれます。

感性ってのは人それぞれです。
美しいものを見ても、何も感じない人もいれば、感動して涙を流す人もいる。

一度きりの人生を考えた時に、素敵な芸術作品を見たり、聞いたりしての感動は明日へのエネルギー源になると思います。

大人になると平凡な毎日が続きますが、感動する作品を見たり、作れたりすれば、日々の生活のモチベーション・やる気も上がるでしょう。

もっと上手になりたい。もっと素敵な作品が作りたい。そんな気持ちが生きがいになるかも知れません。

そのためにも、小さいお子さんの時から芸術に触れさせて感性を磨いてみてはと思っています。

電動ロクロを使いこなすには

電動ロクロを使いこなすには慣れが一番です。
とにかくたくさんの器をひいて、ロクロの回転に身体を慣らす。
これが一番だと思います。

陶芸体験のみだと、なかなか数をひたすらひくっていうのはできないですが、それでも経験数は大事です。

ちなみに、ロクロは回転するものなので、最初に苦手だなと感じる方も結構います。

かくいう私もその口で、ロクロをひき始めた当初はホントに苦手でした。

ちょっと回しては休憩、回しては休憩と、休みながらひかないと続かなかったですね。
しかし、人間というものは慣れる動物です。

やっていると徐々に身体が慣れてくるので、長い時間でもひけるようになります。

そこから先は集中力の問題なので、パッと短めに集中したい方は手短で、集中力の持続可能な方は長めにひいてもいいかと思います。

慣れれば勝ち。
そこまで練習できるかどうかが上手になるかどうかの分かれ目かも知れません。

陶芸体験で電動ロクロは使えるのかのまとめ

結論から言えば電動ロクロで陶芸体験できます。
幼児からご年配の方まで、体験したい方全てで可能です。

特にお子さんは習得が早いです。
また若いうちに電動ロクロに慣れておくと、やがて年齢がいった時に再開する時も習得スピードが早いです。

陶芸は芸術の一分野でもあるので、感性を磨く素材としても最適です。
楽しい陶芸ライフをぜひ送ってみてください。

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こども陶芸クラス 日曜午前限定で開講します

 

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こども陶芸クラスを開講します。
先着順で若干名の募集です。
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芸術の入り口である陶芸は、お子さんの情操教育に最適です。
陶芸を通じて、絵画や音楽などいろいろな芸術に触れて、豊かな感性を養っていきましょう。

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一年間の限定クラスです。来年以降の開催は未定です。
2024年の3月までは開講予定です。
人数は若干名。先着次第で終了です。

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陶芸体験は子供でもできるのか

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陶芸体験は子供でもできるのか

さて今回のテーマは「陶芸体験は子供でもできるのか」ですが、ずばりできます。

ウチでは幼稚園児から電動ロクロの陶芸体験をやってもらっています。

たまに手びねりをやってからでないと、電動ロクロはできないんじゃないかという意見もありますが、ウチでは20年間、ずっと子供さんにもロクロを教えてきました。

確かに大人の方に比べると注意深く見ていないといけないという点はありますが、
基本的な作業は問題なく可能です。

体が小さいので、べダルに足を届かせるのも難しい場合は、手で操作できますので問題ありません。

また、土ころし(陶芸の基本作業。土を真ん中にすえる作業のこと)の作業は、さすがにできないので、ここは先生が代わりにやってくれています。

子供さんは土ころしが終わって、さあひけるぞと言ったところからスタートできるので、ある意味かんたんと言えます。

大きなものは作れませんが、小さな湯のみやお茶碗、お皿、小鉢なんかは上手に作ることができます。

子供さんの習い事の吸収力は大人の数倍ある

小学生位になりますと、低学年でも、陶芸の吸収スピードは大人の数倍の力を持っています。

だいたい、大人の方は1回で作業を覚えるのができない方が多いのですが、子供さんの場合は、ほとんど1回の練習で手順を覚えてしまいます。

これは子供さんの頭の吸収力が大人の数倍あるという証明でしょう。

何でも習い事は小さいうちにやっておけとは、よく聞く言葉ですが、まさにその通り。

陶芸だって小さい子供さんの頃から始めれば、大人になった時には、ちょっとした陶芸家並みの実力を持つのではないでしょうか。

うちの場合は、子供さんの会員としての入会はないのですが、陶芸体験はいつでも利用できますので、子供さんで陶芸好きな方は体験扱いで毎月のように来てもらっています。

しばらく練習をしていると上手になりますよ。

一通りの作業は難なくこなせるようになるし、立体の捉え方も大人より優れているので、覚えも早いです。
子供の力ってのは、すごいんですね。

陶芸体験は電動ロクロじゃなくてもできる

お父さん、お母さんも、子供さんが陶芸をやりたいと言ったら、ぜひ体験させてみてください。
電動ロクロを使える所ならいいのですが、使わない教室でもいいと思います。

手びねり(手だけで成型していく)でも十分楽しめますし、いいものも作れるかも知れません。(結構、手びねりでの成型は難しいのですが)

それでどうしても電動ロクロがやりたくなったら、ぜひウチの陶芸体験を利用してみてください。

ウチの場合は、作品を還元焼成で焼き上げますので、焼き上がりが渋めの風合いになります。
子供子供していないというか、決して「かわいいねー」といった質感ではありません

しかし、子供さんのいい意味での成型の雑さや歪み(ゆがみ)が、渋めの焼き上がりになかなか合うんですよね。

子供が作った超渋の湯呑みや茶碗で食事を楽しむ。
あるいは、一輪挿しで季節の花をさしてみる。

これもまた子供さん陶芸の楽しいところですね。

陶芸は芸術の入り口でもある

陶芸というと、お茶碗やお皿、湯のみなんかの日常の食器を作るためのものと思われる方もいるかと思いますが、実は芸術の一種なんです。

なので、芸術系の大学に行くと陶芸科という専門科目があるんですね。
おまけに陶芸科は結構人気の科目で、希望しても入れない人も多いジャンルなんです。

陶芸という芸術に触れることで、心を豊かにして、何かを見た時に美しい感性で物事を捉えることができる。

職人としての陶芸ではなく、芸術としての陶芸ととらえてくれれば、子供さんのうちから習わせるのは決して無駄ではない気がします。

そして、子供さんが将来の進路のひとつとして、芸術系もあるんだと考えるのも、わるくはない選択肢だと思います。

陶芸体験は子供でもできるのかのまとめ

「陶芸体験は子供でもできるのか」ですが、答えはできます。

ウチでは幼稚園児から陶芸体験で電動ロクロを使いますので、結構いい作品に仕上がります。

また、小さい子供さんの頃から、陶芸などの習い事を始めると、吸収スピードが大人の数倍で覚えていきます。

小さい頃から、いろんな事にチャレンジしていくのは、子供にとって最善の方法なんですね。

また、陶芸は芸術の一種なので、豊かな感性を育むこともできます。

小さなうちから、ぜひ陶芸体験で子供さんに創る、創造する楽しさを教えてあげましょう。
きっと、将来の役に立つと思います。

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関東の埼玉で陶芸体験のロクロを楽しむには

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陶芸体験でもいろいろある

一言で陶芸体験と言ってもいろいろあるんです。

手びねりで手回しロクロを使って作ったり、たたら作りでお皿をつくったりいろいろあります。

ウチでは、陶芸体験で電動ロクロを使ってもらいます。
いきなりの初心者が電動ロクロを回せるのかといった疑問もあるかと思いますが、結構できちゃうんですね。

うちでの陶芸体験のほとんどの方が、自称初めてさん?なんですが、皆さん無難に回しています。

きちんとロクロの使い方と手順を教われば、それこそ幼稚園児からお年寄りまで、老若男女、全ての人が電動ロクロで作品を作れます。

ロクロのひき方もコツがあるんですね。

特に、初心者の方がある程度ひけるように、作陶のコツを教われば、そんなに難しいものでもありません。

まあ、プロのような作品が作れるかといったら、そこは難しいですが、初心者の方なりにちょっと使える湯のみや茶碗は普通に作れるようになります。

以下、手順を書いていきましょう。

陶芸体験をロクロでやる際の簡単な手順

以下、陶芸体験のロクロでの手順ですが、かなりシンプルに記入しています。

そこの所はご了承ください。

・土練りをやる場合は、土練りの仕方を教わります。
これは力作業ですので、これを飛ばす所も多いです。

・続いて、簡単に電動ロクロの動かし方を教わります。

・土ころしで土を上げ下げします。

・湯のみをひいていきます。

・その後は数点の作品を作っていきます。

このあたりがおおまかな陶芸体験での手順になります。

ちなみに、作品の高台削りや釉掛けなどはやりません。
と言うより、1日でこれら全ての作業は無理なんですね。

陶芸体験での作品を作った後は

陶芸体験などで作品を作った後、それらはどうのようにして完成するのか見てみましょう。

・まずロクロでひいた作品を一日置いてちょいと乾燥させてから高台を削る。

・削って成型が完成したものをムロ(作品棚)で乾かす。
これが1週間から2週間かけて乾燥させます。

・その後に窯で素焼きをする。

・素焼きした後で、釉薬を掛ける。

・その後、本焼きで焼き上げる。

どうでしょう。結構、工程がたくさんありますね。

これらの作業を陶芸体験の一日でやるのは到底無理なんです。

なので、陶芸体験というのはたいてい、手びねりやロクロで作品を作るまで。
ここまでで終了します。

残りの高台削りや釉掛けは教室の方でやって、焼き上げた作品をお送りする形になります。

あるいは近隣の方は直接取りに来てもらうとか。

こうして完成した作品に出会えるのが、また楽しみになるんですよね。

陶芸体験の作品を還元焼成で焼く

ウチでは陶芸体験の作品も全て還元焼成で焼いています。

還元焼成とは焼成時の酸素を制限して焼く技法で、焼き上がった作品は高級感のある渋めの作風に仕上がります。

反対に酸化焼成という焼き方もあります。
こちらは焼成時の酸素を十分に供給して焼く方法なので、クリアに仕上がります。

よく言えばきれい目。わるく言えば釉薬の変化がない平面的な作風になります。

なので、酸化焼成の場合は、釉薬を掛け分けたり、こすったり、一手間掛けてから焼かないと、きれい過ぎて変化のない作品になってしまいます。

陶芸の入門者の場合は酸化焼成でもいいのですが、一度還元焼成の作品を経験すると、還元で焼かないと満足できない方が多くなります。

いわゆる古代から伝わる名品と言わているものは、登り窯や穴窯などで焼かれているので、必然的に還元焼成での作品になるんですね。

そのため名品には還元焼成で焼かれたものが多くなるんです。

もちろん現代の陶芸家によっては、電気窯で酸化焼成で焼いても立派な作品を作り出せます。

しかし、これは陶芸家レベルでの話。

初心者の方は釉薬をサラッと掛けて焼くだけの方が多いので、還元で焼いた方が、いい作品に仕上がります。

特に土の雰囲気を見てください。
酸化焼成と還元焼成の土の焼きの質感は全然違うものになります。

関東の埼玉とかで、陶芸体験で還元で焼くには

陶芸体験でも初回から渋めの作風に仕上げたいなら、還元焼成で焼ける所を探してください。

還元焼成で焼ける窯を持っている所は、ビルなどのテナントだと正直厳しいです。

還元で焼く窯は煙突を付けないといけないので、ビルなどでは防火上、オーナーの許可がおりないからです。

なので、地面に直接窯を置いて窯小屋で焼いている教室や陶芸所で陶芸体験すれば、還元焼成での作品が作れます。

このあたりの所は結構知らない人も多いので、こだわりの作品を作りたい方は、焼成方法にもこだわっている陶芸場所を選んだ方がいいでしょう。

関東で還元で焼ける所を選ぶなら、ずばり地方です。
あるいは都内とかなら、多摩とか田舎方面。

都心のど真ん中ではまず電気窯での酸化焼成となります。

生まれて初めて陶芸体験をするのなら、正直その違いはあまりわからないかも知れません。
なので、近場で済ますのも手です。

どう焼くかより、電動ロクロとかでの作陶の方が大事ですものね。

しかし、陶芸体験2回目以降とか、こだわった渋めの作風のものを作りたくなったら、焼成方法もチェックしてみてください。

その際は前回作ったものも保管しておきましょう。

陶芸体験で還元で焼いたやつとどう違うのかを知るのも陶芸の楽しみです。

土や釉薬の質感、全体的な雰囲気が全然違うものになると思いますよ。
(土と釉薬の種類にもよるのですが)

関東の埼玉とかで陶芸体験の電動ロクロを楽しくするにはのまとめ

陶芸体験と言っても、いろんな種類があるので、電動ロクロがやりたいのか、手びねりで作りたいのかをよく考えて決めましょう。

まるっきりわからなかったら、とりあえず何でもいいので、陶芸体験をやってみましょう。

で、2回目とか、もうちょい渋い作品が作りたくなったら、焼成方法にこだわって還元焼成とかで焼いてくれる陶芸体験の場所を探しましょう。

酸化焼成と還元焼成との作品の違いを見つけるのも陶芸の楽しみのひとつです。

ではみなさん、ぜひ陶芸体験などで作陶を楽しんでください。
面白いですよ。

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植木鉢は陶芸体験で作るのは、やさしいのか、難しいのか

今回のテーマは「植木鉢を陶芸体験で作る」です。

植木鉢は陶芸のジャンルで言えば、それほど難しい部類には
入らないです。

理由としては、
まず厚く作れる。

普通の食器は持ったり、洗ったりで、手に持つ機会が多いので、
薄く作って軽くしたいんですね。

重い器は使ってておっくうになるし、最初は使っても徐々に登場機会が
減ってきます。

軽い器は使ってて楽なので、ついつい手がのびてしまう。そんなものです。

一方、植木鉢は土を入れる関係上、あまり薄くは作れない。
おまけに手に持って動かしたり、洗ったりもさほどしない。
結果として厚く作って、ある程度の重さがあった方が安定するんですね。

なので、厚く作れる植木鉢は技術的にやさしい部類に入ると言えます。

もうひとつは、構造上、底に穴を開けるので、割れるリスクが減るという点。

食器の場合、何個かに1個の割合で、高台部分にヒビが入る場合があります。
土で成型する以上仕方ないんですね。

ところが、植木鉢は底に穴を開けるので、このヒビの入るリスクが減ります。
てことは、管理が比較的かんたんだってこと。

あまり気を使わずに保管しておいても問題ないので、楽ですね。

ここらあたりが、植木鉢系が陶芸においては簡単だと言える理由です。

陶芸体験で植木鉢を作るにはどんな感じ

さて、陶芸体験で植木鉢を作るのも比較的簡単です。

初心者でもすぐに作れるでしょう。

ただオシャレは鉢を作るとなると、多少のテクニックは要ります。

先生の指示に従って、きっちりと作業ができれば可能かと思います。

また、場合によっては、少々乾燥してからでないと、うまく表現できない形もあります。

例えば、手でちぎった感を出そうという時。
これはロクロを引いてすぐだと、ちぎってもうまく表現できません。

少し乾かして、ちぎった所にシワやヒビが入る位が、ちょうどよい加工どころです。
この段階でちぎると、いい感じの表現で仕上がります。

乾いてからの作業は後ほど先生に委ねることもできます。
ケースバイケースですね。

なので、オシャレな植木鉢を作りたい場合は、自分でできる範囲とできない範囲を理解してから臨みましょう。

植木鉢を陶芸体験で作るのまとめ

陶芸体験で植木鉢を作るのは簡単です。
器を作るよりやさしい部類と言えるでしょう。

オシャレなデザインの鉢を作りたい場合は、自分でできる範囲、できない範囲をよく理解しましょう。
乾燥時間や技術が関わってきます。

超初心者でも先生が手を貸せば、オシャレな鉢も成型可能です。

さあ、レッツ陶芸。作ってみましょう。

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陶芸で作る、茶道の楽茶碗の作り方

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陶芸で作られる茶道の抹茶碗といえば、大きく分けて三つに分けられます。

一つは楽茶碗、二つ目は唐物茶碗、そして三つ目が和物茶碗です

今回はこの代表的な茶碗のうち、楽茶碗の作り方をご紹介しましょう

楽茶碗の作り方

まず楽茶碗ですが、基本的には電動ろくろを使わずに、手びねり(手づくね)で成形していきます。

初代、楽長次郎さんの時代は、ロクロといった類のものも一切使わなかったと聞いています。

今の時代ですと、普通の手回しロクロで作っているようです。

まず成型方法ですが、土を団子状にして親指を入れて作っていく方法が一つ。

もう一つは土を円盤状にして、縁を少しずつ上げていって、茶碗状にしていくやり方が一つ。

昔第15代の楽吉左衛門さんが、NHKの番組で茶碗を制作しているところを見たことがあります。

その時は円盤状にした土の縁を少しずつ上げていく技法を取っていました。

ウチでも手びねりで抹茶碗を作る時は、この方法で成型します。

円盤状にして縁を上げていく技法の方が、大きな茶碗を作りやすいですね。

逆に団子状にして親指を入れて成型する方法は、小さなぐい呑みとか湯のみなんかは作りやすいです。

どちらの方法を取るかは、作り手個人の自由でよろしいかと思います。

さて、円満上にして抹茶碗を少しずつ成型していくと、最後に削りの作業が残っています。

削りに関しては電動ろくろなんかだと、高台を中心に削っていくのですが、
手びねりで作られた抹茶碗は、高台はもとより、茶碗の内側も削っていく方法をとります。

手びねりをやられた方なら分かるのですが、あまり薄く作ると形を整えづらいんですよね。

なので厚めに茶碗を作って、後で削っていくという方法がよろしいかと思います。

高台の外側、内側を少しずつ削っていく。

まさに一個の茶碗を、手で少しずつ成型していくという、
茶碗に魂を込めながら作っていくといった感じになります。

電動ろくろだと簡単に茶碗をひけてしまうので、
10や20個の抹茶碗など、あっという間にできてしまいます。

ところが手びねりはそうはいきません。

ひとつの茶碗を何時間、何日もかけて成型していくのです。

できた茶碗に愛着が湧くのも、当然と言えば当然でしょう。

楽茶碗の釉薬は独特

さて、こうしてできた茶碗に、今度は素焼きして釉薬をかけていく訳ですが、
楽茶碗は比較的低い温度で焼かれるので、釉薬も低火度で焼けるやつを選ぶわけです。

そうですね、大体1180度から1200度位で溶けるやつでしょうか。
通常の釉薬が大体1230度から1250度オーバーぐらいで溶けるので、
結構低い温度っていうことになります。

かつては、京都の加茂川石を砕いたものを使っていたと聞いていますが、
今は原料に近いものを選択して焼いているかと思います。
(これは推測、未確認です。楽焼用の釉薬も市販されていますが、本物とは違いますね)

楽焼の焼成は炭とフイゴを使う

焼成は炭を燃料にして、サヤの中に茶碗を入れて、
フイゴで吹きながら炎の温度を上げていく技法をとります。

サヤのフタを開けて、鉄の火ばさみで茶碗をつかんで出し入れする。

すべて1個づつ焼いていく。

今の窯のように、一度に大量を焼かない。

まさに茶碗に命を込めて焼き上げていくといった感じでしょうか。

この楽茶碗独特の焼き方もある一方で、現代の焼成方法は、
焼貫茶碗のようなものもあります。

これは多分1250度以上の高温度で焼いているのでしょう。
発色が高火度焼成のものに近いですね。

さて、こうして完成した楽茶碗は、ロクロ目のない、手で作ったゴツゴツ感が味わいとなる、独特な茶碗に仕上がるのです。
(俺はこの手びねりの雰囲気が大好きなんだなあ)

本文と画像は関係なし

楽茶碗の作り方のまとめ

楽茶碗は手びねり(手づくね)で1個づつ、魂を込めて作っていく技法を取ります。

作り手の感性、息吹が感じられる独特の作り方なんです。

窯も現代の大量生産の窯ではなく、炭とフイゴという、江戸時代の楽焼きの焼成方法で焼いていきます。

価値が出るのもわかるよなあ。

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編集後記

そういえば最近、茶道教室の先生が金継ぎ体験にいらっしゃいました。

深谷市で茶道教室を開いていらっしゃるようです。

深谷市近辺の方で、茶道教室を体験、入門されたい方は、ぜひ一度見に行ってください。
見学なども自由にできるそうです。

茶道教室 笙庵(しょうあん) 埼玉県深谷市の茶道 茶の湯教室
https://shouan-chanoyu.com/

茶道は奥が深いですよね。

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