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前略 行雲(コウウン)より。
本日の熊谷は薄日のさすボワっと天気。
晴れてるのか、曇りなんだか、はっきりしないやつだ。
昨日に比べると今日は寒いですね。
あっ、そうそう。昨日と言えばアマゾンプライムで「エクスペンタブル2」というドンバチものの映画を深夜まで見てしまった。
出演者が豪華俳優陣で、シュワちゃんを筆頭に、名前が出てきませんが主役級の役者がズラッと出てました。
主役のシルベスタスタローンは相変わらずマッチョですねえ。
どうやったら、あれだけのボディを維持できるのだろうか。
筋トレして、腹筋して、節制するんですかねえ。
魅せる商売やってると、自然にこなれた体になるのかなあ。
流石ですねえ。
と、どうでもいいことを語りつつ、本題にいってみよう。
陶芸の一輪挿しの作り方 基本編
さて今回のテーマは陶芸の一輪挿しの作り方です。
まず一輪挿しを作るには、湯呑みの練習をしましょう。
で、湯呑みを作るには腕ならしでぐい呑みを作ってみましょう。
ぐいのみから湯呑みを練習して、簡単に作れるようになったら、まず細長い湯呑みを作ります。
作ったら、口縁部を指先でせばめていきます。そう、徳利を作るイメージですね。
徳利が作れれば一輪挿しは簡単です。
本体を細くしたり、太くしたり、首の部分を伸ばしたり短くしたり。
いろんな形状を作って楽しんでください。
さて、一輪挿しを作ったらさらにもう一段階上の作品を作りましょう。
花器ですね。
徳利から一輪挿しを作ったら、お次は花器を作ってみよう
花器は大物の部類なので、ロクロの苦手な人はヒモ作りで成型してみましょう。
底板を作って、ヒモ状の粘土を作り、1本づつくっつけていきます。
高さ20センチから30センチのサイズまで作りましょう。
ヒモのつなぎ目は指で均して、場合によっては、板状のもので叩いて締めましょう。
叩きの花器の出来上がりですね。
一輪挿しを実際に見てみよう
さて、ここでうちの教室の一輪挿しについて見てみましょう。
まずはこちら。
やや口の広い徳利の形状ですが、一輪挿しに応用できる形です。
釉薬は白系の釉。徳利状に成型して、口の部分の反りを通常よりも大きく広げていきます。
この反りの部分をひらひら状にすれば、花びらのような形状にもなります。
ちょっとおしゃれ系な一輪挿しを作りたい方は、ひらひら作戦はいいですね。
一輪挿しを装飾してみよう
お次はこちら。
赤土に釉薬は白系の釉。こちらも徳利を成型してから、脇の取っ手を後から付けていく形ですね。
意外と応用が効く形状ではないでしょうか。
普通の徳利状でもそれなりの一輪挿しになりますが、取っ手を付けたり、レリーフを付けたり、いろいろいじっていくと、深みの出る作品になりやすいですね。
一輪挿しだけで魅せるのもあり
最後はこちら。
赤土に飴釉で焼かれたものです。首の長い徳利を挽いて、口のところに切り込みを入れていくと。
花が無くても、これだけで置物として使ってもいいですね。
もちろん一輪の花を挿すと、さらに美しさが倍増されるでしょう。
一輪挿しの作り方をまとめ
まとめましょう。
上記の画像を見てもおわかりのように、一輪挿しは徳利の形状を発展させたものが多いです。
まず湯のみを練習して、その後に徳利を練習し、かなり手慣れてきたら一輪挿しへと移行させていきましょう。
あなたの作った一輪挿しを、お庭の花は待っているのかも…。
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