織部はし置き
織部釉で焼かれた、はし置きです。いい具合に織部の緑色が出ていますね。たたらで板を数枚作って、貼り合わせていく技法です。大物なので、割れずに焼けてよかったです。
飴釉花器
飴釉で焼かれた花器です。本体、高台部、取っ手と3つ作って、合体させてあります。こういう細工ものが作れるのは手先の器用な証。器用な方は、どんどん細工ものにチャレンジしましょう。
青磁注器
青磁で作られた注器です。
本体に水を入れて、斜めに傾けると、口先からきれいに水が流れます。
ボディ部は小穴が空いているだけなんですが、先端の三角屋根?風の口先から水が出てきます。
また、内部と先端部の口先は貫通しているように見えますが、2本をそれぞれ別にくっつけています。面白い設計ですね。
青磁ワイングラス
土は半磁器土、釉薬は青磁釉。取っ手部の長いワイングラス風なところがミソです。ワイングラスの取っ手部は熱に負けやすいので、耐火土の高い土を使わないとダメですね。今回の焼成でなんとか耐えてくれた作品です。
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わら白 鶴首一厘挿し
わら白で焼かれた一厘挿しです。
鶴首と呼ばれる首の部分が長い形状です。
一厘挿しには最適な形ですね。
釉薬も濃淡によって変化が出て、味わいがある雰囲気に仕上がりました。
白釉カップ
白釉で焼かれたカップが2点です。左は高台が高めで存在感があり、絵付けの素朴さもいいですね。右のカップは白のマット系でひしゃく掛けの良さが出ています。
白釉一厘挿し
形状に特長がありますね。パーツとしては高台部と本体部の2点をロクロでひいて、乾燥後にくっつけといった感じでしょうか。
白い花瓶系はいいですよね。いろんなお花に合いそうです。
白化粧 鎬(シノギ)茶碗&ぐい呑み
ちょっと厚めに本体をひいて、鎬で変化を出す技法です。
ロクロ目は消えますが、独特な形になるのがいいですね。
特に化粧を掛けると削った跡が出やすいので、より鎬の良さが出ますね。