google home miniとポケトークで、外人さん いらっしゃい!

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さて、熊谷では今年2019年にラグビーのワールドカップを迎える。
2020年には東京でオリンピックがある。
当然、連想できることは、外国人の方をどう接客するかだろう。

ウチの場合、陶芸体験に訪れる外国人接客として、まず通訳をどうするかを検討した。
自分が英会話ペラペラならなんてことない話だが、昔の受験英語のみでは心もとない。
しかもネイティブの英語は、日本人の話す英語とはスピードや発音が全然違う。みなさんも映画やテレビを見て、実感として感じていることだろう。

さあ、どうするか。

そこで、以前に考えたのがポケトークという翻訳機器なのだが、じつはひとつ問題が。
ポケトークは本体を手で操作しないといけないので、陶芸のろくろ作業中は使えないことが判明。
ハンズフリー機能はないようで、このままだと操作担当者が別に必要になってしまう。

なんかいい方法はないのかなあと探していたら、ネット上にあるニュースを発見。
スマートスピーカーのgoogle home で、通訳機能が始まったとのこと。

このgoogle homeのminiってやつを、ちょっと前に購入して使ってはみたものの、これといった使い道を見つけられず、飼い猫の寝る部屋のラジオ代わりに使っていたのだが、ある日突然ネットに接続できなくなり、面倒でそのまま引き出しの荷物になっていた。

こいつが通訳に使えるなんて。

早速、引き出しから取り出し電源コードに繋げてみる。

で、「オッケー、グーグル」「英語で通訳して」と2語を投げかける。

「それではどうぞ」とgoogle home が話す。

私「おはようございます」

google home「good morning(英語)」

おおー、通訳してくれてるではないか。

私「あなたの名前は何ですか」

google home 「what’s your name?」

その後、何度も日本語で話かけてみるが、ものの見事に全て通訳してくれる。

が、疑問点が2つ。
一つ目は、果たしてこの訳は合っているのだろうかってこと。

ポケトークなら日本語が表示されてから英語に訳されるので確認が取れるのだが、google homeは正解の確認が取れない。

しかし、ここは世界のgoogleを信じることにしよう。

で、もう一つの疑問というより感じたことは、
こっち側の日本語は訳せるが、相手の英語は訳せない。
そう、2方向の同時通訳ができないのだ。

googleさん、何か方法はあるのでしょうか。
私が知らないだけで、2方向の通訳機能はあるのでしょうか。

考えた対策として、
この機器を2つ同時に使って、一方は日本語→英語。
もう一方は、英語→日本語という作戦。

ただこの機器は音声をしっかりと拾うので、訳を訳したりの、ハチャメチャになりそうな気がして止めた。

他の方法は…。

相手の英語訳は、こちらの手に泥が付いてる時は、ポケトークにジップロック。
これなら泥で汚れても大丈夫。
どうでしょう。

さあ、このgoogle home とポケートークがあれば、鬼に金棒!?
となればいいのだが…。
あとは実戦あるのみ!

AIアートが面白い!

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ホームページを更新したので、流れでこちらもアップしときましょう。

昨今は人工知能でAIアートってやつを制作しています。
えっ、何それって感じでしょうか。

百聞は一見にしかずで、まずは作品群を見てください。

https://www.instagram.com/ai_artist_k2

なかなか面白いでしょ。

ちなにみAIはgoogleのtensorflowというフレームワークを使ってます。
このAIのジャンルもgoogle、Facebookなど各社で熾烈なシェア競争を繰り広げてますよねえ。

当方もtensorflow、 chainer、 darknetなど、用途に応じて、いろんな種類のAIを使い分けています。

シェア的にはgoogleのtensorflowが有利ですかねえ。
tensorflowとkerasのコンビが使ってても扱いやすいし楽ですね。
ここでシェア握ると、AI界での覇者になるだろうから、各社とも必死ですね。

さて、上記インスタグラムの画像たちですが、以下の手法で制作しています。

●ある写真をベースにしてAIにスタイル変換させる

●GANという手法を使って、AIに独自の絵画を描かせる。

GANもいろんな派生系があり、高解像度のものを制作してたりするのですが、これだとめっちゃ時間がかかります。

マシンにはGPU搭載は必須。通常のパソコンのCPUではスタイル変換すら数ヶ月とかかかります。
まして、GANをやるにはCPUでは現実的ではないですね。

ちなみにGPUってのは、画像処理する時の専用グラフィックボードで、3Dゲームとかやる時に通常のパソコンでは描画スピードが遅過ぎるじゃないですか。
それを早く描画するために作られたやつなんですが、これがAIの演算に使えるってことがわかったんですね。

通常のCPUマシンを数千台繋げて並列処理させなきゃできないような処理でも、
GPUたった1枚で難なくこなしてしまうっていう優れものです(処理内容にもよりますが)。

GPU搭載マシンなら、スタイル変換は数分。GANで低解像度の画像生成なら数時間で仕上がります。

結局、AIアートは作ってみないといいものかショボいものかわからないので、1作作るのに日数がかかり過ぎると、次のステップにいけないんですよね。
なので、これからAIアートやりたいって方は、まずはGPU搭載のマシンを導入しましょう。

ちなみにアマゾンのAWSというレンタルサーバ的なものがあるのですが、
こちらは最新鋭のGPU搭載のAIマシンが1時間100円程度で借りられます。

まずはそちらで試しにやってみて、本格導入するべきかを判断すればよいと思います。

さて、作品についてはこちらなんか面白いですよね。

no  image

葛飾北斎の有名な富嶽36景の絵図にゴッホの画風をあててスタイル変換させたものです。
北斎とゴッホの共演ですね。

オリジナルの写真画像を変換させたものがこちら。

海辺の画像に同じく北斎スタイルで変換したものです。

今後のテーマはGANを使って、「いかに高解像度の画像を作るか」ってところですかね。

画像変換のみならず、作曲や文章作成など、AIは創造の世界にも進出し始めました。
これからのAIはアーティストの道具として、思う存分使いこなしましょう!