陶芸でおしゃれな器の作り方

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陶芸でのおしゃれな器をどうやって作るのか。
おしゃれの定義は人それぞれなので、意外と難しいテーマですね。

まずおしゃれに感じるポイントを考えてみましょう。

デザイン的に「おしゃれ」とは何なのか

「おしゃれ」という言葉を耳にすることは多いですが、その定義は一概には言い切れないですよね。

それぞれの時代、文化、そして個人の価値観によっておしゃれ度は変わるからです。
しかし、デザインの観点から「おしゃれ」とは何かを考えると、いくつかの共通するものが見えてきます。

・まずはバランスのとれた配色
色の組み合わせが、見る者の心を捉える大きな要因となります。
相互に補完し合う色、または意図的にアクセントとして使う色。バランスのとれた配色は、デザインを洗練されたものにしてくれます。

造形も大事ですが、シンプルな造形でも色合いを工夫すると、なんとなくおしゃれっぽく仕上がるものです。

色はおしゃれ度を考えるのに一番先にくる要素かもです。

・シンプルかつ機能的
余計な装飾や情報を省き、本質をシンプルに表現することは、多くのデザインで「おしゃれ」とされる要因の一つですね。

また、美しいだけでなく、実用的であることも重要です。機能性とデザインが絶妙に融合されている時、それは「おしゃれ」と感じられます。

皆さんも雑貨屋さんに行って、超シンプルな形のものを見つけると、「おっ、おしゃれやなー」と思うのではないでしょうか。

企業のロゴなんかも、おしゃれっぽいロゴは究極シンプルにいろんなものを削ぎ落として作ります。

シンプル イズ ベスト なんですね。

・物語性や背景

デザインには物語や背景があると、より深みが増します。
そのデザインがなぜそうなったのか、どんな思いやストーリーが込められているのか。

それを知ることで、見る者はデザインにより深く共感し、「おしゃれ」と感じることがあるようです。

・最後に、「おしゃれ」とは主観的なもの。

時代や文化、個人の価値観によって感じ方は変わります。
ある人がおしゃれと思っても、他人はイマイチやなーと感じることは多々あります。

「おしゃれでしょ」と言うのは、かなり自分よりな考え方なのかもです。

それらを踏まえての陶芸でのおしゃれな器を造形で作る

では、上記を踏まえて、おしゃれな器を陶芸で作るにはどんなデザインがいいかですね。

ここで「シンプルでなおかつ、配色の取れた色合いで仕上げる」と言いたいところですが、この「シンプル」というのは実に曲者なんですね。

目の肥えたデザインのプロが考える「シンプル」を真似しようとしても、なかなかそうはいかない。
シンプルな造形ってのは、裏を返せば、相当な実力がないとできないんですね。

そう、造形ってのは複雑な方が、ごまかしが効くんですね。

例えば、色一色を取っても、「白」っていう超シンプルな色があります。
ところが、白のみで器を作った場合、見た人は造形だけに目がいくもんです。

造形が優れている、すばらしい、そんな作品なら白一色で勝負できます。
しかし、ちょっとでも歪んでいる、ズレがある。そんな場合は白一色だと返って難しくなるんです。

プロでも白化粧で全面を覆って、白一色で作品を作るには、いくつか作った作品の中から、選りすぐったものを選ぶことが多いです。

(腕がこなれてくると、大部分の作品はそれなりに白で勝負できるのですが、結構な経験が要ります)

それ以外は鉄絵やゴスで装飾したり、取っ手を付けたり、いろいろ細工していきます。

なので、一般の方がおしゃれ度を優先して「シンプル」を狙うのは得策ではありません。

ここでの答えは、「造形は自分の好きなデザインを真似して作る」で、いってみましょう。

自分でおしゃれなだーと感じた器の形を真似する。
それが一番手取り早い方法です。

お店に行って、自分好みの作品を見つける。本やネットでおしゃれな器を見つける。
で、それらを真似して作ってみる。

そこから始めてみましょう。

釉薬や絵付けでオリジナリティを加味していく

ここまでで、造形をそれなりにおしゃれに作ったら、今度は絵付や釉薬の色合いでおしゃれ度を演出してみましょう。

おしゃれに感じる絵付けも人によって様々です。
伝統的な和の絵付けにおしゃれ度はあまり感じないかも知れませんが、シンプルな線で洒落たデザインの絵を描いていくと、おしゃれ感はアップします。

(銅版画なんかを参考にするとシンプルな線での作品が結構出てきますね)

この辺もいろんな器を見て、おしゃれだなと感じたものを真似して絵付けしてみてください。

器に限らず、いろんな絵画やポスター、写真などからもヒントを得てください。

なーに、自分で使う器です。堂々と真似しちゃって構いません。

陶芸の世界では「写し」と言って、過去の名品をそっくり真似て作品として発表するのを良しとする文化があります。

これは陶芸作品の最後に「焼成」の工程が入るので、簡単には真似できない、ある意味「できるもんならやってみな」っていう、先人の方達からのメッセージとも言えるでしょう。

その位、同じものを再現するのは難しい技術がいるんです。

なので、自分でおしゃれな器と思ったら、どんどん真似して作ってみてください。
できるかどうかはあなたの腕次第です。

陶芸でおしゃれな器の作り方のまとめ

さあ、まとめてみましょう。

陶芸での「おしゃれ」な器の作り方は、まずはおしゃれに感じた器を真似て作ってみる。

「シンプル」はおしゃれにはいいけど、素人の方がそこに入ると結構大変。

絵付けや釉薬の色使いで、自分なりのオリジナリティを出していく。

陶芸作品に限らず、絵画や本、いろんなアート作品から、おしゃれに感じるものを吸収する。

こんな感じでしょうか。

皆さんもいろんなルートで、おしゃれな器を見つけて、どんどん真似して作ってみてください。
腕が上がっていきますよ。

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